義侠 えにし 特別純米(日本酒・愛知県)
大晦日、正月用の酒を購入。
しばらくしたらまた普段呑みの生活に戻ってしまうが、盆暮れ正月くらいは・・・と言うわけで旨い酒を奮発しまり。
正月は昼から一杯、やっぱり燗でいただきたいので・・・
山忠本家酒造「義侠 えにし(縁)特別純米」。
1.8L、2,932円(税込)
を選ぶ。
ちなみに購入時は新聞紙にくるまれた状態。
これも昨日呑んだ九平次同様、わが愛知県の地酒。
この「えにし」は「義侠」の中の代表酒で、2年の熟成を経て出荷している濃厚な味わいの純米酒。
フルーティーな酒以外も好きなので楽しみ。
さて・・・
すぐに燗でもよかったが、まずはそのまま常温で一杯。
グラスに注ぐと黄金色の深い色合いに目がいく。
さすが熟成酒。
黄金色の古酒は他にもあるが、この色はかなり濃いほう。
メイプルシロップのような、カラメルのような、まろやかな香りが立ち上がる。
口に含むと香りそのまま、柔らかくまったりとした味わいが酸味とともに訪れる。
もしかしたら紹興酒に近い感じかもしれないが、当たり前だが紹興酒よりもしっかりとした米の旨味が伝わり、そのまま余韻に浸る。
「えにし」は燗じゃないとダメ・・と言う人には邪道かもしれないが、これだけでもなかなか楽しめる。
その後はもちろんぬる燗で。
燗につけるとさらにふくよかな感じになり、日本酒らしい、どっしりとした味わいに。酸味のかわりに渋みが引き立つような感じ。
ああ、旨い・・・贅沢な味わい、人気があるわけだなぁと、つくづく思う。
2合徳利で3本つけたら1升瓶がどんどん減っていく。
夕食は焼き肉だったが、ちょっと合わせづらかった。やはり和食で合わせるのが一番。
ちなみに、焼き肉には自家製梅酒のソーダ割りで合わせることに。
いやあ、年明けも呑んでばっかり・・・