竜頭山に登る。
4月第1週の土曜日、奥三河の竜頭山(りゅうずさん)まで車を走らせた。
竜頭山はその山頂と、「小竜頭」「大竜頭」から成る低山。
8:00頃、下小滝の登山口よりスタート。
ひと登りして小竜頭の分岐。北方面は小竜頭、南方面は竜頭山山頂。
まずは小竜頭へ。
小竜頭到着。
北東側に開けた展望には・・・
手前に笹頭山、
左から大鈴山、平山明神山、鞍掛山などなど。
抜けのいい日は南アルプスも見えるらしい。
分岐まで戻り、竜頭山方面へ。
9:30、竜頭山(752.3m)に登頂。
展望は全くなし。今度はその先にある「大竜頭」を目指す。
大竜頭の真下にある道標。
大竜頭は一応ピークなのだが、どちらかといえば大きな岩みたいなもの。
手も使いながら急登を登っていく。
大竜頭に到着。頂上は、石垣で組まれた修験場の跡地になっている。
登っては見たものの曇天で見晴らしも悪いのでさっさと下り、元来た道を15分ほど歩いて・・・
こんな標識の所に戻る。
ここからが本日のお楽しみ。
竜頭山に戻らず、小竜頭分岐点までをショートカット。
道なき道を歩くため、(簡易だが)スマホのGPSロガーを見ながら森の奥へ進む。
森、といってもそこそこ見通しが良く、危険箇所もほとんど無い。
もちろん気を抜くと遭難してしまう恐れもあるが・・・
戻るべき稜線が見えた。
40分かかるところを13分と、大幅な時間短縮で戻って来られた。
あとは来た道を下るだけ。
11:05には下山。本日は誰とも会わない静かな山行だった。
「奥三河名山八選」のひとつに選ばれている竜頭山。
その名に恥じない、楽しめる低山としてオススメです。