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泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

越百山・南駒ヶ岳・空木岳、中ア縦走

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7月11〜12日、梅雨の合間を狙って中央アルプスの三山を登る。

空木岳百名山として有名だが、南駒ヶ岳は二百名山、越百山は三百名山と、秀逸な山々が並ぶ。また南駒ヶ岳は、深田久弥百名山空木岳と迷った山。

距離も長いので無人小屋1泊を計画し、前日の夜に登山口へと車で向かった。

 

 

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伊奈川ダム上登山口を5:00スタート。20〜30台停められる駐車スペースはすでに満車に近い。

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今朝沢林道を40分進むと、

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福栃橋の分岐に到着。ここから越百山に向けて登山道に入る。

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9:20、越百小屋に到着。この辺りから眠気とだるさに襲われ、歩けなくなってくる。

その後、越百山山頂までは数歩進んでは止まり、の繰り返し。吐き気まで現れる。

それでもなんとか、

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10:45、CTより25分オーバーで越百山(2,613m)登頂。

御嶽山、南ア、富士山、その他諸々の山々が目に飛び込んでくる。

・・・が、そんな景色を堪能する余裕もなく、そのまま山頂の脇に倒れ込み、30分程がっつりと仮眠。

それが功を奏したのか起床後は若干だが体もラクになり、次のピークを目指して前に進みだす。

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目の前にはどでかい山塊の南駒ヶ岳。その前に右側のピーク「仙涯嶺(せんがいれい)」まで登り返す。

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仙涯嶺までのルート上には結構なハイマツが生い茂り、なんとなく体力を使い減らしているような感覚に陥る。

途中ザレた道も多いが全体的には花も多い。調子が良ければ、きっと気持ちのいい稜線歩きだろう。

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あそこの広場が、

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仙涯嶺(2,734m)。ここでも30分寝込む。

次に目指す南駒までが、今回一番の核心部。

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左側が切れ落ちたルートを、鎖やトラロープを頼りに進む。

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南駒の先にある「赤梛岳」の下、今も崩壊が進行しているという「百閒ナギ」も見えてきた。

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15:30、ようやく南駒ヶ岳(2,841m)に到着。遅すぎてガスってしまった。

後は今夜の宿泊地「摺鉢窪(すりばちくぼ)避難小屋」まで下るのみ。

小屋は稜線のルートより百閒ナギ近く、カール状の土地を15分程下ったところにある。

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16:30、避難小屋に到着。長い移動時間が終わった。

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こんなところを下りてきた。結構なカール。西側の斜面は雪渓も残っており、そのおかげでこの辺り一面、花畑となっている。

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翌朝は3:30起床、支度を調え5:00前には出発。

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まずは赤梛岳(2,798m)。山頂標識はない。その先に見えるは空木岳

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雲海の向こうは御嶽山。早朝は噴煙も小康状態。

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振り返り、南駒ヶ岳。どっしりとした頼もしい山容。

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空木岳までは稜線をトラバース気味に進んだりするので急登は少ないのだが、岩の段差が大きいので、サクサクとは行かない。

先行して歩いている写真のお二人は、昨日越百小屋辺りで知り合った方で、宿泊地も一緒、下山途中までなんとなくご一緒させて頂いた方々。

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朝からバテ気味になりながらも、それでもなんとか空木岳(2,764m)に登頂。時刻は6:50。

昨日まではほとんど人ともすれ違わず静かな山歩きだったが、さすがに人気の百名山だけあって、人もどんどん登ってくる。

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すぐ真下に見えるのは駒峰ヒュッテ。翌週より10月まで管理人が常駐する。

空木岳には以前、池山尾根から駒峰ヒュッテの脇を通り登頂したことがある。

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北側には宝剣、木曽駒をはじめとする中アの山々。写真中央(木曽駒の左側)に槍ヶ岳が見える。

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曇に浮かんだような八ヶ岳連峰。他に南アもしっかり確認でき、すごいパノラマビューだ。

いつまでも見ていたいがそんなわけにも行かず、重い腰を上げ下山開始。まずは「木曽殿山荘」まで激下り。

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木曽殿山荘は檜尾岳への分岐点「木曽殿越」にある結構でかい山小屋。木曽駒・宝剣からの縦走者も通過するため、立ち寄る登山者も多い。

そしてこの先の下り「東金尾根」は樹林帯の中なので、抜けるような景色もここで見納め。

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山荘から下ること10分程で、「木曾義仲の力水」という水量たっぷりの有名な水場に到着。ここで最後の水補給をして長い下りに備える。

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東金尾根は倒木が多く、迷うことはないが非常に歩きづらい。でかい木を除けたりまたいだりと、いらん体力も使う。

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六合目にある吊橋を越え、

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笹藪をかき分けながら歩き・・・

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11:55、登山道の終点である「うさぎ平」にようやく到着。木曽殿山荘から3時間半かかった。

さらにここから1時間半の林道歩きが待っている。

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13:30、長い長い道程を歩ききり下山完了。

今回は体調管理も悪くヘロヘロの山行になったが、駐車場に戻るとバッテリー上がりというオチまでついてしまった。
(登山者の皆様のおかげで、なんとか帰れましたが・・・)

が、素晴らしい景色を味わうことの出来たこの2日間、またいつか歩いてみたいと思わせるには十分の山域だった。