奥三河、寧比曽岳に登る。
かなり前ですが・・・
相変わらずの激務でクタクタも、なんとか気合いを入れ、奥三河にある寧比曽岳(ねびそだけ)へ言って参りました。
11月1日の深夜3時過ぎに就寝、朝6時に起床し、ノソノソと寧比曽岳へ向かう。
寧比曽岳へは5年程前に大多賀峠から一度登っているが、段戸湖方面からは初めて。
6月にたまたま登山口を見つけたので、今回はこちらから登ることに。ていうか、寧比曽岳はこちらがメインな登山道らしい・・・
9時半に駐車場を出て段戸湖脇の登山道を歩くこと20分、出来山方面の途中に寧比曽岳への登山口がある。
本日も寝不足なので、疲れないようゆっくりと入っていく。
疲れないように・・・と思ったが、思いのほか平坦で、疲れようがない道が1時間以上も続く。(それなりには登っているのだろうが)
紅葉はそれほどでもないが、落葉で埋まった道は気持ちよく、景色も良くないが、途中に見える山(富士見峠)を目印に、のんびり進む。
やがて「コル」と呼ばれる地点(全然コルっぽくないが)から15分くらいの急登があり、たどり着いたのは先程見えていた富士見峠。
以前はここから木曽山脈(中ア)や赤石山脈(南ア)が見えていたそうだが、今は木々が高く生い茂り、景色はなし。
ここから山頂まで、ちょっとしたアップダウンを歩くこと10分、
寧比曽岳(1,120.6m)に到着。時刻は11時半。低山ながら山頂は開けていて見晴らしがよく、先客がランチを楽しんでいる他、ポツポツと登山者も登ってくる。意外と人気の山なのだ。
目の前には筈ヶ岳、その奥には猿投山。
恵那山、右側に前回登った大川入山・・・
南アと、写真ではほとんど見えないが、しっかりと富士山も見えていた。
飯食ったり周辺を散策したりで山頂に40分程滞在、これ以上ゆっくりすると睡魔にやられそうなので重い腰を上げ下山開始、来た道を戻る。
富士見峠。そのまま下ろうかと思ったがちょっとした分岐があるのでその先を覗いてみると、中電の電波反射板の先に、山頂では見えなかった御嶽山の雄姿が恵那山の左隣に現れた。
(真ん中より左側。やっぱりほとんど写真に写らない)
木々が伸びる前は、本当にいい眺めだったんだろう。
しばらく眺めた後はそそくさと下山、駐車場には14時着。
本日は暑くもなく寒くもなく景色もまずまず、紅葉もそこそこ。まあまあの一日だった。
寝不足の体にもちょうどいい山、気分的にはリフレッシュできた・・・と言いたいが、いやいや、どこか泊まりで登りたくなってしまい、さらなる欲求不満が加速する。
登山道でこんな看板発見。シュールなたぬき・・・夢に出そう。