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泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

金亀 酒蔵祭り限定酒 全量木艚袋絞り 純米(日本酒・滋賀県)

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岡村本家「金亀 酒蔵祭り限定酒 全量木艚袋絞り 純米」
720ml


頂き物です。
会社の同僚の息子さんが滋賀の大学に通いこの蔵でバイトをしていると言うことで、10月、この蔵で行われた「金亀酒蔵祭り」で買ってきていただいた。

これは嬉しい。新鮮な酒は新鮮なうちに。我が家のストックを飛び越え、頂いたその日の深夜に開栓。

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グラスに注ぐと清酒らしい上立ち香が登る。仄かにコロンのような甘さも感じる。

さっそく含むと、いきなり強い酸のビッグウェーブが口中全体を支配する。その突き抜けた酸は辛口の白ワインの様。その酸の奥で、何やら木の香のような、穀物を感じる味わい。しかし、それもすぐに鮮度の高い酸にかき消されてゴールに向かい、最後は若干のピリピリ感を残して消えていく。

何やらこれは、やはり、所謂、鮮度の高さなのか。非常に面白い味わい。

燗ならば、と試して見るが、若干のまろやかさが出つつも、やっぱり酸のインパクトに押されてしまう。

これだけ書くと傷んでいるのでは?なんて思うかもしれないが、これがなかなかいける味わい。「酸が、酸が」なんていっても、ヤバ酸っぱい訳ではなく「旨味」と「酸味」がちゃんとせめぎ合っていい仕事をしているようだ。それが証拠に、数日おくと本来持っていたであろう円みが顔を出し、おだやかな味わいにに変わっていて、これも美味しく頂けた。

 

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岡村本家さんを検索してみると、多分だが「長寿金亀 緑60 火入れ」辺りに近いスペックではないだろうか。米は、蔵のサイトでも「近江米」としか謳っておらず詳細は不明。本当に地元密着型の蔵なのだろう。

創業は安政元年、およそ160年前から細々と地元のためだけに造られてきた酒に出会えて乾杯、同僚に感謝、である。