泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

静かな山行、奥三河の丸山・白鳥山を漂う・・・

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2月28日、ちょっと前の山行。

相も変わらず奥三河の山をフラフラと漂っておりますが・・・

今回は設楽町の「丸山」と「白鳥山」。

最初に、丸山へと向かう。

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道の駅「つぐ高原グリーンパーク」に車を停める。

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9時10分出発。本日、他の登山者はおらず。

その代わり、至るところに猟友会の猟師が木の陰に潜み、猪や鹿を狙っていた。

時折「ターン!ターン!」と銃声が響き、おっかない・・・

「熊鈴鳴らして歩いてるから大丈夫だよ」

と言われるが、ホントに良く聞こえてるんだかどうか不安になり、ザックにつけていた鈴を手で持って強めに鳴らしてみたりしてみる。

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そのうち林道から登山口に入る辺りまで来たが、その入り口が見当たらず。

GPSでそれを示している辺りにいた猟師2人が「これ以上、上(かみ)へ行っても登山道はない」という。

来た道を少し戻ると、今度は下にいた猟師1人がもうちょっと上だという。

GPSや地図を見せると、猟を中断、みんなで探してくれた。
(この後、今日の猟を止めてしまわれたようで、スミマセンデシタ)

結局、登山口は見つからず、
「まぁ藪の中を上がっていけば着くはず」と、猟師らしいお言葉に後押しされ、テキトーな場所から藪へと突入。

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10時半ごろ、丸山(1,160.7m)山頂に到着。名前の通り丸い山だけあって山頂は広々。

ここまで、踏み跡のない急斜面をGPSを頼りに這い上がり、何度もトラバースしながら、リボンがある正規のルートに合流し登頂できた。

視界に乏しいので、テープを頼りに早々と下山。すると・・・

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もの凄〜く歩きやすいルートがほぼ一直線に作られ、地図に書かれた登山口より、もの凄〜く下の林道にリボンと共に出てしまった。

地図が古いのか・・・ムムム、納得いかん。
(しかも登山口を示す標識も見当たらない・・・)


が、次があるのでとっとと下山。

南へと車を走らせること20分。

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同じ設楽町の津具集落にある白鳥山登山口へは12時に到着。白鳥神社下に車を停め石段を上がり、本殿右脇の登山口標識から入る。

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山頂近くになると、奇岩・・・ではないが、様々な岩が並んでいる。

また、北側の視界も広がってきて、なかなか飽きさせない。

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水晶岩の近くからは北側に視界が広がり、先程登ってきた丸山や、

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萩太郎山、奥に茶臼山が良く見える。

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12時50分、白鳥山山頂(968m)に到着。

狭い山頂からは、よ〜く見ると南アらしい山容も見え、しばらく時を忘れて眺める。

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山頂からそのまま周回ルートを辿ると、今度は、登ってきた津具の町並みと奥三河の南側の山々が一望できる「帝岩」という場所に着く。

丸山では味わえなかった眺望に、思ったよりもいい山だったと実感しながら山を下りた。

ここでも誰一人登山者と出会わなかったが、静かな山行に浸れて満足。


三河、やっぱりいいっすよ。なんて。

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帰り際、白鳥山を望む。