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泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

髙千代 純米 発酵完全型+19 無調整生原酒(日本酒・新潟県)

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髙千代酒造「髙千代 純米 発酵完全型+19 無調整生原酒」
720ml、1,200円(税込1,296円)



華やかでフレッシュな酸味と旨味を楽しみたい時に頼りになるのが、髙千代酒造の「たかちよ」シリーズ。

この漢字表記の「髙千代」は平仮名のものとは対照的で、辛口よりな、新潟の硬派な酒。

前に「数年前に『たかちよ』が出てきた時は、味の違いにビックラこいた」と、酒屋の店員が教えてくれた。

で、この「髙千代」、日本酒度+19の腸から口・・・じゃなかった「超辛口」。

たまにはガツンといってみよう、との思いでレジへ。言うほど辛くない、とは店長。

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グラスに注ぐ。米由来の甘く爽やかな上立ち香を、僅かながらもどうにか感じ取る。

そのまま、ゆっくりと含んでみる。あまり辛くないと言われたのだが、なかなかどーして、しっかり辛い。ジワジワと辛さが染み渡る。


しかし、しっかし・・・旨い。


酸、甘味は、単独ではほとんど感じられない。その代わりに旨味の柱がしっかりとある。酸も甘味も、旨味に溶け込んでしまったようだ。

旨味を感じられると、呑む前に感じ取れなかった香りも分かるようになってくる。香りと旨味、そしてたまらない辛さが口中を刺激し、食欲をそそる。

肴はカツオの叩きもあったのだが、もっと刺身系が充実している時に開封すればよかったとチョット後悔。残りはちゃんと肴を揃えようか、と思いながらもだいぶ呑んでしまい、さらに悔やむ。(いつものこと)

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用語勉強中ゆえ恥ずかしながら記載するが、後で「発酵完全型」とは何ぞやと思い、Wikiで調べてみた。

読んで字のごとし・・・な感じだったが、案外、自分の舌で感じた味わいも外れてはいなかったことに、すこし安心してみたりする。

・・・手前味噌でスミマセン。

「完全発酵」 wikiより抜粋(一部加筆)

並行複醗酵(麹の酵素によってデンプンがブドウ糖に変化する糖化と、ブドウ糖が酵母の働きによってアルコールに変化する発酵とが、同一容器中で同時に行われること)において、酵母が醪(もろみ)の中の糖分をほぼ分解しつくしたことによって自然に衰弱し、これによって醗酵作用が止まること、あるいは、そこまで自然に醗酵を全うさせることをいう。
・・・醪を放置したときの醗酵作用は有限で、あるところで止まるわけだが、そこまで自然に酵母にゆだねて醗酵させきることを完全醗酵というわけである。
「酒質」は、(あくまでも一般的な傾向として)完全醗酵させれば、それだけ発生するアルコール分は多いわけだから、製成酒は必然的に辛口になりやすく、日本酒度も+になりやすい。


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