猿投山 登山・・・と言うか、ハイキング。
5月21日。
朝起きたら天気がいいので、名古屋からほど近い豊田市の「猿投山」へフラッと出向く。
最近どうも低山ばっかで「登山」と言えるかどうか・・・
10時30分、駐車場をスタート。
猿投山(さなげやま)に登るのは実に8年ぶり。近すぎるのか、物足りなくなったのか・・・とんとご無沙汰になっていた。
久しぶりなるも相変わらず人気の山、空き待ちのの駐車スペースを探してしばらくウロウロ。地元はもちろんのこと、近県のハイカーに愛されていることが、駐車場の混み具合からもよくわかる。
登山口から約1時間で「東の宮」という場所に到着。
猿投山は、登山口にある猿投神社の本社の他、山の途中に「東の宮」「西の宮」の、2つの社殿がある。山頂へはこの「東の宮」を抜けて登っていくこととなる。ここでしばらく休憩をとり、20分掛けて山頂へ。
登りはじめて1時間半の11時55分、猿投山山頂(629m)に到着。
山頂と言っても、ルート上にベンチが設けられただけのような感じで、北側に広がる展望以外は木々に覆われており、始めて来た登山者は「えっ、ここが?」とビックリしてしまうような場所なのだ。
それでも山頂は人だらけ、なぜこんな人気なのかはよくわからない・・・
人混みの山頂は苦手なので、3分程で下山開始。
下りはもう一つの神社「西の宮」まで足を延ばす。
西の宮には宮内庁が管理している「大碓命(おおうすのみこと)」の墓がある。
大碓命は、第12代天皇「景行天皇」の皇子で、あの「日本武尊」と双子の兄弟である。毒蛇(たぶんマムシ?)にかまれ、この山で命を落としたことから、猿投神社の主祭神となったようだ。史実かどうかは分からないが、なかなか凄い話である。
駐車場に戻ったのは13時半、たった3時間のハイキングだったが、本日は天気も良く、まずまずの気分転換となった。
昔登った山々を、今こうやって登り直すのも意外と楽しいではないか、と思いながら家路についた。
下山途中、大岩展望台より猿投の集落を眺める。