オカザえもん 純米酒 蔵限定中取酒(日本酒・愛知県)
今年の1月、宇連山に登った帰りに買った酒。
丸石醸造「オカザえもん 純米酒 蔵限定中取酒」
300ml、680円(税込)
「道の駅 藤川宿」内のコンビニ(!)で購入。
オカザえもんといえば愛知県は岡崎市の非公認ご当地キャラとして、岡崎のみならずこのあたりではかなり有名。「ご当地キャラ総選挙2013」で2位になるなどして一時はメディアによく出ていた。
(最近はまったく見掛けませんが・・・)
ちなみに地元の物産市場のほうでは、同じく丸石醸造の「三河武士」が売っていたが、なぜかこちらを買ってしまった。
本日、夕食のメインは名古屋名物味噌おでん。
八丁味噌といえば岡崎市。そしてオカザえもんも岡崎市・・・ということで、相性もかなりいいはず。さっそく開封。
香りは強すぎず弱すぎず、米の華やかな甘みが広がる。
悪くないな・・・と思いながら口にふくむ。
が、甘みというより酸味が勝った風味。ほどほどのキレがあり比較的スッキリとした仕上がり。喉を通る寸前、若干の辛みが刺激して、今度は甘みがほのかに口に残る。
愛知の酒はズッシリと濃い印象だったり、個性的な味わいだったりする(とよく言われている)のだが、これは淡麗で綺麗な酒、という印象。まずまず美味しいのだが、今日の味噌おでんにはちょっと物足りない。あれあれ・・・
原料米は「大地の風」。愛知の米で豊田市とみよし市でしか作られておらず、酒米ではないので学校給食にもよく使われているとのことらしい。
しっかりと地元にこだわった酒。
ちなみに主力銘柄の「三河武士」も純米酒は大地の風を使用。精米歩合も同じく70%なので、ラベルと、中取酒かどうかが違うだけなのであろう。
こんな酒だから、たぶん飽きずに地元で呑まれ続けているのだろうと想像しながら空けてしまった。
しかし・・・
こんなふざけたラベルで「純米大吟醸」もある。はたして売れているのだろうか・・・