泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

津島屋 純米酒 信州産 ひとごこち 無濾過生原酒(日本酒・岐阜県)

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御代桜醸造「津島屋 純米酒 信州産 ひとごこち 無濾過生原酒」
720ml、1,404円(税込)

 

岐阜県美濃加茂市にある蔵。主力銘柄は「御代櫻」で、この津島屋は2012年にできた銘柄であり、創業当時の屋号からつけたものということ。

津島屋銘柄としては「津島屋外伝 父なるライン」が人気らしいのだが、そちらを味わう前にまずはベーシックな津島屋を・・・ってことで購入。

 

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ほんのりブルーがかった瓶にスッキリとしたラベルが、何とも美しい。

 

さっそく開封。

 

瓶と同じく、クリアな色のお酒。つられて上立ち香もクリアで上品な香り・・・のように感じてしまう。

舌の上で転がすと、爽やかな酸味が甘さと相まってスッキリと喉に収まる。もちろんスッキリさだけではなく、飲み終えた後もしばらくはその旨さを舌の上で少しだけ主張しゆっくりと消えていく。

「無濾過でっせ」などとガツンと主張しないので、料理にも合わせやすい。

そんな調子だからスイスイ呑めて、これはいけません。

 

これが無濾過生原酒なのか、と思ってしまう。

 

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瑞々しく膨らみのある〜、とラベルに記載してあるが、味わいはまさにその通り。

 

このお酒、使用米は長野県産「ひとごこち」。

ひとごこちは美山錦を品種開帳して出来た酒米で、山田錦の次に心白が大きく、また溶けやすくて糖化も良いらしい。なるほど、なるほど・・・

 

見た目通り美しい酒、旨かった。

 最近の薫酒も好き、淡麗も好きな呑兵衛には、意外とはまる1本ではないだろうか。

 

「父なる〜」はまたの機会に・・・。