泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

緑川 純米(日本酒・新潟県)

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緑川酒造「緑川 純米」
720ml、1,350円(税込)

 

ご近所の酒販店で購入。

こちらの店主イチオシの銘柄、魚沼の酒「緑川」。

プレミアム的な高そうな酒も多く取り扱っているが、この価格帯を押してくる辺り、とてもありがたい。

私ごとき酔っぱらいは、このぐらいの価格じゃないと身が持たない。


今宵も酒に合う肴を数品作り、さっそくいただく。

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呑む1時間前に冷蔵庫から出し、常温(冷や)に近づけて香りを嗅いだのだが、よく言うフルーティーな香り・・・というより、甘みは香るものの、どちらかといえば「キュウリ」というような感じ。

鼻が利かんなぁ・・・花粉症のせいにしてみたり。

 

一口目、まろやかな酸味が柔らかく広がりその後フルーティーな甘みが苦みを伴って訪れる。

喉越しは少し刺激がありつつもサラッとしていて、しばらくは米本来の甘みが微かに残った。

味わいを表すと何となく複雑だが、簡単に言えばフルーティーよりな米の甘味全体を、軽やかな酸味ですっきりと旨くまとめてある印象。


ラベルにも記載されているが、たしかに淡麗なのだろう。

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15.5度という感じはない、サラサラクイクイいける酒。

 

酒販店で一緒にもらった店の手作りチラシに、「緑川とで出合い、地酒にはまった」というような趣旨のコピーが書かれていた。

 

店にはいろいろなラインナップも揃っていたことだし、今度はもう少し他の価格帯も試してみたいと思わせる一本です。