赤岳(八ヶ岳)真教寺尾根〜県界尾根周回と開山祭
未踏だった、真教寺尾根から登り県界尾根から下るルートで赤岳に登る。
6月7日、今回は県界尾根の登山口より分岐を経て真教寺尾根に取り付く。県界尾根登山口から赤岳頂上までは標高差1,200m。ロングコースとなるため登山口を5:10に出発。
写真正面、シルバーの車の後ろが県界尾根登山口。
真教寺尾根分岐点から賽ノ河原を経て・・・
牛首山。木々の間から権現岳が見える。
さらに進むと、
八ツの主峰、赤岳が目の前に現れる。まだ距離はあるものの、しばらくは緩やかなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていく。
コメツガなどの針葉樹林帯を抜け、登山口から3時間20分で最初の鎖場。念のためここでヘルメット着用。
そしてこの先、怒濤の鎖プレイが始まる。
こなれてくると、息も上がるがテンポも上がる。
6〜70度近い斜度の連続だが、あっという間に高度が稼げるのと、緊張感と集中力が頭と体を支配して疲れを忘れさせてくれるのがいい。
キレット分岐で核心部終了。ここから15分ほどで・・・
9:40、赤岳山頂到着。
飯でも食ってさっさと下ろうと思っていたところ、何と本日は八ヶ岳の開山祭。神事につきあえば開山祭バッジももらえるので12時まで待って参列する。
神事の様子。神官さんはお美しい方。
御神酒も振る舞う。御神酒は「ダイヤ菊」。聞いたところに寄ると近年は真澄だったらしい。
思いも寄らない体験をさせてもらったが、時刻は13時。バッジをいただき早々に下山開始。
県界尾根へは、赤岳頂上山荘の入口下から。
こちらも真教寺尾根同様、負けず劣らず鎖場と梯子が連チャンで続く。ここは足場を見極め慎重に、かつ、ガツガツと下りる。
鎖場を終えれば、再び針葉樹林の森の中。
小天狗の分岐、清里方面へ50分程下れば・・・
15:45、登山口に到着。ふくらはぎ&太腿はもうパンパン。
楽しい登山だった。
・・・といきたいところだが、
・・・。
年甲斐もなくぶっ飛ばして下山してたら、枝に引っ掛けてやっちまいました。
数万円の出費が確定、今も黄昏れております。
山ツール、いちいち高いんだよなぁ・・・