泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

伊予賀儀屋 無濾過 味口本醸造 青ラベル 番外編にごり(日本酒・愛媛県)

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嫁が映り込みすぎたので、処理しました。。。

 

成龍酒造「伊予賀儀屋 無濾過 味口本醸造 青ラベル 番外編にごり」
720ml、1,125円 (税込 1,215円)


前回呑んだ黒ラベル、賀儀屋の基本の味の酒と言うことなのらしいが、こちらは完全予約受注の限定酒。

本醸造酒としての青ラベルは通常販売されているのだが、この青ラベルは年に1度だけリリースされる「生原酒うすにごり」で、滓を絡めることで旨味を増した本醸造酒。酵母は愛媛酵母EK-1。値段はいたって手頃な価格。期待大です。

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栓は少しずつガスを逃がす穴開き栓。

まずは滓がグラスに入らないようにゆっくりと注ぐ。グラスからはマスカットのようなしっかりした上立ち香に円やかな味わいを期待して含むと、思った以上に濃厚でまったりと広がり、酸はその中に溶け込む印象か。発砲感もあるなぁ、などと思っているとジワジワ、辛みが喉を刺激しはじめ、喉に攻撃を仕掛けてくる。カ〜ッ!来た来た来た!!まさに本醸造の真髄登場!

生原酒なので熟成させていない分ちょっと尖った味わい、まったりさに油断したら辛みに襲われた感じ。女性だと思って声をかけたらミッツ・マングローブだった、みたいな感じだ。

自分で書いていても、たとえが悪いな・・・

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今度は滓と一緒に頂く。先程のガツンと来た感じが滓のせいで少し、いや結構柔らかな感じに変化した。ミッツからはるな愛ほどに変化した。佐藤かよにはほど遠いが、そんな味は別に求めていないので全然イケル、全然旨い。
(オネエ系が好きでイケル、と言うことではなくて・・・)

 

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米は松山三井の精米歩合60%、度数は加水なしの18~19度。この味わいでこの値段は文句なし。というか、絶対オススメの1本。