恵那山を登る。
正月三が日も終わった翌日の1月4日、酒漬けのカラダを引きずりながら向かった山は恵那山。
名古屋から比較的近く、過去にも訪れた山。
今回は登りやすい「広河原コース」から入山する。
暖冬&晴天が続き駐車場まで路面凍結ナシ、エルニーニョさまさま。登山道は雪があるものの多くはなく、またしっかり踏み固められており、最後までアイゼンを使うことはなかった。
標高2,191mの恵那山山頂は木々が伸びて見晴らしが悪いのだが、途中までの景色は素晴らしく、南ア全域が見通せ、木曽駒、空木の中ア、場所によっては御嶽から穂高連峰まで見渡すことが出来る。
景色に見とれながら歩くも、しばらくすると樹林帯に変わり、そのまま頂上に到着。
展望台はあるものの、登っても見通しは利かない。
恵那山は頂上が船底をひっくり返したように広いので、そのまま山頂尾根を200mほど歩くと、避難小屋がある。
(黒井沢ルート、神坂峠ルートから来るとまずこの避難小屋辺りに着く)
小屋内で昼食を摂ったその後、小屋の裏手の岩を登ると、山頂周辺で唯一の素晴らしい展望が開ける。
期待以上の景観に感動して帰宅。が、やはり堕落した正月のせいで、けっこう疲れた・・・
以前歩いた黒井沢ルートよりも展望は良かったが、「富士見台」という高原山頂に神坂峠ルートを登った際の、ほぼ360度パノラマビューは素晴らしかった。
冬にそのルートを歩く予定は今のところはないが、また季節を変えてそちらからも登ってみたい。
昨年10月の恵那山。麓の中津川市より撮影。