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泥酔デザイナーの酒と山の日々

家呑みデフォ、酒と山の記録を坦々と。最近は放置気味です・・・

勲碧 純米吟醸 無濾過原酒 夢吟香(日本酒・愛知県)

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勲碧酒造「勲碧 純米吟醸 無濾過原酒 夢吟香」

720ml、1,400円(税込1,512円)

勲碧の無濾過原酒。愛知の酒米「夢吟香(ゆめぎんが)」を使った酒は以前記事にした「ほしいずみ」でも頂いているので、その時に軽く触れたが、もうちょい詳しく。

以下、「農業あいち」にある資料から抜粋すると、

平たん地域で作付されている酒米品種「若水」は高度精白が困難なため、主に、純米酒本醸造酒精米歩合70%)用として利用されており、吟醸酒精米歩合60%以下)、大吟醸酒精米歩合50%以下)用としては不向きである。そのため、付加価値の高い吟醸酒大吟醸酒地域ブランド酒製造に対し、高度精白適性を持ち、栽培安定性の高い品種が切望されている。
「夢吟香」は、現在の奨励品種「若水」と比較して、心白が小さく高度精白が可能で、吟醸酒用途に適する。吟醸酒の香りは豊かで、評価が高い。

今は結構浸透しているのだろうか。この日本酒を扱っている酒販店さんには夢吟香で醸したものが結構置いてある。

ということで・・・開栓。

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脱がせてみると・・・すっ裸にたすき掛けのようなラベルでありました。

 

ラベルには安定感ある味わいを感じさせる「火入氷温瓶囲い」の文字。
色合いはほんのり微妙な照りがあり、そこからライチに似た柔らかな吟醸香が立ち上がる。
ひと口含むと、僅かなとろみの中に、米の旨味がゆっくりと舞っているような感じ。すると直ぐに、柔らかな酸味と苦みが折り重なってご登場。フルーツ系の酸ではなく、青物系の酸の感じ。とらえどころのない酸味がなんとなく苦みを包み込み、結果、後味も優しくスッキリ締めてくれる。全然あり。なんとも旨い。また2日目以降となると、酸味も旨味もさらに安定して、断然旨かった。

ラベル裏面に、

(前略)この「夢吟香」は(中略)若水山田錦の特製を取り入れるよう工夫されたお米で、今後の成長は未知数ですが、少しずつでも取組に協力できるたらとも思いで醸造しました。

と書かれている。
愛知の蔵は有名どころが多いが、酒米はまだまだ聞く事がない。

こうやって商品名にする事で、浸透も早まるのだろう。はやく他県に誇れる酒米となる事を願っております。

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